欲の欠点、危難
今までのまとめです。まず↓ 仏教で言う「人間が得る欲の楽味、楽しみ」とは何か?四聖諦を理解するために。「苦Dukkhaドゥッカの意味とは?」大苦蘊経 PART2[次第説法34 欲の楽味、楽しみ①] - インド最初期仏教 覚え書き 備忘録 ここで、ゴータマ・ブッダ…
shonannokaze2023.hatenablog.com ↑前回の続きです。人間が生活をし、時に余暇を楽しむためには(=人間が持つ眼、耳、鼻、舌、身という感覚器官から喜びを得るためには)、煩わしいリスクを同時に受けなければならない、また来世へのリスクも同時に受けなけれ…
shonannokaze2023.hatenablog.com ↑前回の続きです。人間が生活をし、時に余暇を楽しむためには(=人間が持つ眼、耳、鼻、舌、身という感覚器官から喜びを得るためには)、煩わしいリスクを同時に受けなければならないという事の考察が続きます。 パーリ語仏…
shonannokaze2023.hatenablog.com ↑前回の続きです。人間が生活をし、時に余暇を楽しむために(=人間が持つ眼、耳、鼻、舌、身という感覚器官から喜びを得るために)は、煩わしいリスクを同時に受けなければならないという事の考察が続きます。 パーリ語仏典 …
shonannokaze2023.hatenablog.com 人間が生活をし、時に余暇を楽しむために(=人間が持つ眼、耳、鼻、舌、身という感覚器官から喜びを得るために)は、煩わしいリスクを同時に受けなければならないという事の考察が続きます。↑前回の続きです。パーリ語仏典 …
shonannokaze2023.hatenablog.com ↑前回の続きです。パーリ語仏典 中部経典第13 大苦蘊経(mahaa dukkha khanda sutta)片山一良訳 大蔵出版 P237から引用 欲(kaama)の危難 (障害、煩わしさ) 「つぎに、比丘たちよ、もろもろの欲の危難(障害、煩わしさ)とは何…
shonannokaze2023.hatenablog.com 一方に坐ったポッカラサーティ・バラモンに、世尊は、順々の話[次第説法]をされた。すなわち、布施の話、戒の話、天の話、もろもろの欲望における危難、卑劣・汚れを、離欲における功徳を説明された。世尊は、ポッカラサ…
shonannokaze2023.hatenablog.com 前回の続き、まとめ、PART3です。デーヴァダハ経 (Devadaha-sutta)相応部経典5 蘊(うん)相応 ナクラピターの章 片山一良訳 大蔵出版 P54~ から引用 友らよ、もし もろもろの不善法をそなえて住む者(五蘊ごうん= 色、受、…
shonannokaze2023.hatenablog.com 前回の続き、PART2です。デーヴァダハ経 (Devadaha-sutta)相応部経典5 蘊(うん)相応 ナクラピターの章 片山一良訳 大蔵出版 P48~ から引用 尊者サーリプッタはこのように言った。「友らよ、種々の国に行った比丘に質問をす…
shonannokaze2023.hatenablog.com 一方に坐ったポッカラサーティ・バラモンに、世尊は、順々の話[次第説法]をされた。すなわち、布施の話、戒の話、天の話、もろもろの欲望における危難、卑劣・汚れを、離欲における功徳を説明された。世尊は、ポッカラサ…
shonannokaze2023.hatenablog.com 前回の続きのまとめです。今回は仏教で、心の構成要素として分析している四つの分類、受 感覚のこと。楽しい感覚、苦しい感覚、どちらでもない感覚など。想 概念、印象。映像、赤、白、黄色などの色の識別など。行 エネルギ…
shonannokaze2023.hatenablog.com 一方に坐ったポッカラサーティ・バラモンに、世尊は、順々の話[次第説法]をされた。 すなわち、布施の話、戒の話、天の話、もろもろの欲望における危難、卑劣・汚れを、離欲における功徳を説明された。世尊は、ポッカラサ…
shonannokaze2023.hatenablog.com 前回の補足です。 在世当時の釈尊は「いかなる理由でも自分は現金は受け取らない」という証言がある経典のご紹介 Part 2[次第説法19 布施⑥] - インド最初期仏教 覚え書き 備忘録 ↑釈尊曰く「聚落主よ、金銀の浄なるものに…
shonannokaze2023.hatenablog.com ↑ この続きのまとめです。今回は前回、釈尊がこのパーリ語経典の中でおっしゃられた「聚落主よ、金銀の浄なるものには五種の欲も亦淨なり。」「村長さんよ、金銀貨幣が浄ならば(清らかならば)、五種の欲(眼耳鼻舌身から…