インド最初期仏教 覚え書き 備忘録

現上座仏教教団(スリランカ タイ ミャンマー等)が保持するパーリ語経典からの引用を中心にした仏教紹介。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

まとめ  四聖諦を理解するために。「苦Dukkhaドゥッカ」の意味とは?大苦蘊経 PART8[次第説法41 欲の欠点、危難]

今までのまとめです。まず↓ 仏教で言う「人間が得る欲の楽味、楽しみ」とは何か?四聖諦を理解するために。「苦Dukkhaドゥッカの意味とは?」大苦蘊経 PART2[次第説法34 欲の楽味、楽しみ①] - インド最初期仏教 覚え書き 備忘録 ここで、ゴータマ・ブッダ…

「未来の苦」を作り出す元は現世の欲(kaama)。四聖諦を理解するために。「苦Dukkhaドゥッカ」の意味とは?大苦蘊経 PART7[次第説法40 欲の欠点、危難]

shonannokaze2023.hatenablog.com ↑前回の続きです。人間が生活をし、時に余暇を楽しむためには(=人間が持つ眼、耳、鼻、舌、身という感覚器官から喜びを得るためには)、煩わしいリスクを同時に受けなければならない、また来世へのリスクも同時に受けなけれ…