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一方に坐ったポッカラサーティ・バラモンに、世尊は、順々の話[
すなわち、布施の話、戒の話、天の話、もろもろの欲望における危難、卑劣・汚れを、
世尊は、ポッカラサーティ・バラモンが従順な心になり、
もろもろの仏が自ら称賛する法の教えをすなわち、
苦・集・滅・道 [苦 ・苦の生起・苦の滅尽・苦の滅尽にいたる行道という四聖諦]を説き示された。
すると、
ポッカラサーティ・パラモンには、即座に、
「生じる性質のものはすべて滅する性質のものである」という、
塵を離れ垢を離れた法の眼✽1が生じた。
さて、
法を見、法を得、法を知り、法を深く解し、疑いを渡り、疑惑を離れ、
師の教えにおいて、自信を得、他に依ることがない、
✽1 註釈書には預流道が意趣されるとの記載あり。
この中での、
『もろもろの欲望における危難、卑劣・汚れを、
としましてパーリ語仏典 中部経典第13 大苦蘊経(mahaa dukkha khanda sutta)の中で、欲の楽味、欲の危難、欲の出離とは何か?をご紹介してきました。
今回から色(物質、容姿)の楽味、危難、出離とは何か?をご紹介していきたいと思います。) 片山一良訳 大蔵出版 P242~から引用