インド最初期仏教 覚え書き 備忘録

現上座仏教教団(スリランカ タイ ミャンマー等)が保持するパーリ語経典からの引用を中心にした仏教紹介。

番外編 日頃の行い[布施⑬]

 

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この続きです。 番外編です。日頃の行いを良くするとどうなるのか?についての検証です。

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僕はプロ野球には詳しくはないのですが、大リーガーの大谷翔平さんの記事を引用してみたいと思います。

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「一流の振る舞い」と絶賛される大谷は、運を引き寄せる男

 

こうした野球選手として向上するための要素が並ぶのは想定の範囲内だが、注目したいのが中心下段の「運」だ。「運」を囲むマスには「ゴミ拾い」「道具を大切に使う」「審判さんへの態度」が記入されている。

 

今シーズン、大谷のホームラン量産が始まった時期の6月21日のタイガース戦では四球で一塁方面へ歩き始めた際、落ちていた小さなゴミをさりげなく拾いポケットに入れる姿が動画でアップされ「一流の振る舞い」「すべての子供の模範だ」と現地で大絶賛された。

 

だが、これは大谷にとっては高校時代から当たり前に行ってきた行為であり、自然にやったことだろう。「道具を大切に使う」も「審判さんへの態度」もしばしば称賛されるが、これらも身についた態度なのだ。

 

話題にならないが、3年先輩の菊池もゴミを見つけたら必ず拾い、ロッカーをきれいに使うことで知られている。花巻東時代の「目標達成シート」で培った習慣が、卒業して10年たった今も生かされているのだ。

 

佐々木監督は教え子たちに「運」を引き寄せることができると教えていた。どんな小さなことでも良い行いをすればいずれ運がつかめると。

 

幸運をつかむ、などというと幸運という見返り目当ての打算的な行いだと受け止める向きもいるだろう。だが、決してそれが目的ではない。日々、良い行いをしていれば、それが当たり前なる。その結果、幸運が転がり込むことがある。大谷や菊池も、そうした自然な善行が大きな実を結んだのだ。


大谷のエンゼルスの同僚、マイク・トラウト選手(29)が、7月6日付のスポーティング・ニューズ誌電子版のインタビューで「彼のメンタルにとても感銘を受けている」と述べている。

 

「彼を見ていると、前の打席(の失敗)を引きずらない。すぐに切り替える。毎日試合に出て、5日おきに登板し、投手として登板する日も打って、それを継続するメンタル。失敗しても、彼が腹を立てているのを見たことがない。常に笑顔でいる」


メジャー屈指の名選手にこう言わせるほどに、大谷のメンタルや人間性は高いレベルにある。それは、高校時代に受けた指導を抜きには語れないだろう。

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佐々木監督は雑誌の取材に「運というのは、運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか来ない」(『致知』2010年3月号)と答えている。大谷はこれを忠実に実践しているように見える。

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目標達成シートの左下に人間性の要素を加えさせたのも同様だろう。大谷はそこに「感謝」「礼儀」「思いやり」という項目を書き、自らのポリシーにした。そのことが今、誰からも愛され、監督やチームメートからサポートされて異次元といわれる存在を作り上げたのである。

 

もちろん大谷と菊池の活躍には両親の影響も大きいだろう。抜群の身体能力を授け、それを伸ばす環境を与え、謙虚で素直で努力を惜しまない人に育てた。そのベースの上に、岩手の恩師・佐々木監督の指導が加わった。

 

【メジャーリーグ】大谷翔平が野球ルールも知らない若いママたちから愛される理由とは? - YouTube

6分過ぎ~「大谷選手の礼儀正しさ」特集

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一般の普通の人でも(なかなか出来ないことではあると思いますが)、こうした行い、人格を試しにしてみるならば、実感としまして結果として、何らかの体験を得ることになるのではないか?と推測されます。